中小企業がお金を借りやすい銀行
日本政策金融公庫は、100%政府出資の金融機関です。
国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫、国際協力銀行(国際金融等業務)が統合して発足しました。
経営陣には、官僚出身者も何人かいます。
ですから、国の政策目標によって経営目標が大きく影響をうける金融機関です。
経済を長期的に活性化しなければならないという国の意図が、経営に反映されています。
そのために民間の金融機関よりも積極的に零細企業や、創業者に融資をしてくれます。
十分な実績があります。
創業支援や小口融資というお題目は決してうそではありません。
みなさんの血税を元銭にしている銀行です。
利用しない手はありません。
名前を聞いたことがなくても大丈夫
預金業務をやっていないので、多くのかたは創業するまで聞いたことのない銀行です。
しかし、中小企業を支えるために政府が作った銀行なので、中小企業にとっては、もっともお金が借りやすい銀行です。
だから利用しなければ損です。
借りれば逆に信用がつく
しかも、日本政策金融公庫で借りると信用がつくのでよその金融機関からも借りやすくなります。
審査がしっかりとしているからです。
信用金庫や銀行で一度、断られても、日本政策金融公庫から借りたら、次回は借りられたということもあるぐらいです。
低金利で借りられる
政府系金融機関なので、金利、保証、担保について特別に有利な条件を提供しています。
金利は、2%前後です。
ただ、融資のタイプ、事業内容、使途、そのときの資金市場の需給関係や政策で変動します。
若者、シニア、女性起業家などのように申込者の属性によっても金利が優遇される場合もあります。
さらに創業融資はお得
政府系金融機関なので、日本の開業率を上げるという使命をもっています。
ですので、とくに創業融資では、無保証、低金利の良質の資金を提供しています。
創業企業のあるべき借入戦略
ですので、最初の1000万円ぐらいは、無保証で日本政策金融公庫で借りて、日本政策金融公庫で借りられたという実績をもとに、借り増しは、近くの信用金庫を活用するというのが常道です。
創業融資の基礎知識
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