日本政策金融公庫の融資で団信は加入するべきか

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団信とは

団信とは、正式名を団体信用生命保険といい、借入金の借り手が入ることのできる掛け捨ての保険です。
借り手が死亡または高度障害になったときに借金を弁済してくれます
保険料の総計は、借入額の1%強と考えてください。
1000万円を借りたら、10万円ちょっとぐらいです。
ただ、返済期間が長くなると、ほぼ比例して保険料は大きくなります。
借入金の返済期間にわたって分割して支払うので、財務的には負担は重くはありませんが、加入するかどうかは、慎重に決断する必要があります。

加入率は、50%を切っています

加入しなくとも審査は不利にはなりません
そもそも保険に入る入らないの意思決定は、融資の決定後です。
単純に保険商品としてのメリットとデメリットを検討して加入するかどうかを決めてください。

加入するべきか、否か

判断基準としては、ご家族の生活を最優先に考えてください。

まず会社で借りている場合は、無担保無保証なので、社長に万が一のことがあっても、もともと社長個人は、免責なので、借金返済義務は、相続されません。
ですので、団信に加入していなくとも、遺族が借金返済に追われることはありません。
ただ、社長をうしない、借金が残れば、会社自体はだめになるでしょう。
ご家族は会社からの支援は期待できなくなります。
会社からの支援なしても遺族の生活がなりたつのなら、団信に加入する必要はありません。
しかし、会社からなんらかの支援を受け続ける必要があるなら、会社を救済するために、加入しておいたほうがよいでしょう。
借金がちゃらになれば、会社は、社長なしでも残ったスタッフで営業しつづけられる可能性が高まるからです。

個人で借入をしているなら入っておくべきです。
借金を含めて、債務は、個人の場合は、相続されてしまいます
遺族は、相続放棄をすることもできますが、相続放棄は3か月以内に実施しなければならず、躊躇しているうちに放棄を失念してしまうことがよくあるので、加入しておくことをお勧めします。

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