税理士の常識とは
税理士は、世間では通らない道理を当然と考える傾向にあります。
いくつか例をあげてみましょう。
- 多くの税理士が、お客から、先生と呼ばれて当然と思っています。自分が、企業が求めるサービスの一つを提供しているに過ぎないという謙虚さがありません。
- 苦労して税理士になったものだから、税法の知識がすごいものだと思い込んでいます。7割の中小企業が赤字だという事実が理解できていません。
- 赤字なので税金計算は、さほど重要でないし、赤字の会社の税金計算は簡単なので素人でもできてしまうということに気づいていないのです。
- 未来会計の方が過去会計より重要であるという発想が思い浮かびません。お客の将来の意思決定を正しく導くことの大切さを理解していません。税金計算がもっとも重要な職務と思い込んでいるからです。お客を救えない技術より、救える技術の方が大切だということすら想像できないのです。
- 自分は資格があるから偉いと思い込んでいます。偉いから独立して成功を与えられて当然と思っている人もいます。資格が特別な地位を与えていると勘違いしているのです。こういう人は、独立して何年も、経済的に苦しい思いをすることになります。自分の誤解に気付かず、社会から不当な扱いを受けていると憤り続けるのです。得られる収入は、顧客への貢献にしか比例しないということを最後まで理解できない人は少なくありません。
- 大半の税理士には、お客さまという発想がありません。尊敬されたいという思いの方が強く、有益な価値を提供しなければならないという発想がありません。
- 身勝手な人も少なくありません。勤務時代は給料が低い低いと文句を言いながら、独立してからはそれよりも低い給料しか社員に払わない人もいます。こういう笑えない人が少なくありません。一緒に働いている社員を幸せにしたいという思いを持てないのです。
税理士の常識は、サービス業の一般的な常識とはかなりずれています。
こららの会計業界の常識は、世間では通用しない時代になっています。
なぜ非常識がうまれるか
総じて、こういった税理士は、基本的に資格という殻で自分を守ることに汲々として、お客や社員を幸せにしたいという気持ちがないのです。
発想の出発点が弱い自分を資格で守ることであり、社会貢献ではないのです。
極端な内向きであり、外界への貢献への思いが不足しているのです。
この意味では、当事務所は、変わった会計事務所を目指してます。
会計の力で本当にお客を救済しようと思っていますし、また、その成果を本気で社員と共有しようと思っています。
税金計算の枠にとどまらず、経営計画作成、資金調達支援と有用な会計技術を真剣に提供しています。
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