借金を減らす方法

会社の借金が、毎年増え続けている。

社長は、保証人にならされているので、なにかあれば借金は、家族が負うことになる。

なので、どうしても会社の借金を減らしたい。

こんな思いを持っている経営者は多いはずです。

それでは、どうしたら借金は減らすことができるのでしょうか?

 

答えはシンプルです。

利益が出る体質に会社を変えていくしかありません。

では、利益体質に変えていくにはどうしたらよいでしょう?

 

図抜けた新商品や、太客が見つかれば、即、問題解決です。

しかし、いまの世の中、そんなおいしい話は、なかなか転がっていません。

そこで、どの会社でも採用できる有効な方法をご紹介します。

それは、最大の経費を減らす方法です。

最大の経費とは、人件費です。

 

しかし、ただでさえ人手不足で人が採れない状況です。

転職口はいくらでもあります。

給与を減らしたら、人がどんどんやめていきます。

そうなれば、借金返済どころの話ではありません。

ですから、給料を減らさずに、売上人件費率を減らす方法を考える必要があります。

人の能力を100%、顧客価値に転嫁するようにするのです。

そうすれば、売上に占める人件費の割合は減り、利益は自然と増えます。

低価格競争のなかでも、悠々と利益を出すことができます。

借金は必然的に減っていきます。

 

利益が出ていない会社は、社員が売上にならない無断な作業に時間を費やし、人件費を浪費しています。

たとえば、利益が出ていないサービス業は、お客が求めるサービスの充実に時間が使われずに、段取りや、お客にとってどうでもよい事務に時間が食われています。

最悪の場合は、仕事の割り振りが悪く、社員が遊んでいます。

利益がでない通販や商社は、肝心のマーケティング以外の雑事に時間が投入されています。

利益が出ていないメーカーは、原価管理、とくに工員の時間管理がルーズです。

だから、原価が高くなってしまうのです。

最悪の場合は、原価管理すらしていません。

原価の発生状況を把握していないので、価格交渉では、顧客の言いなりです。

利益がでない飲食店は、スタッフが右往左往して、不必要な人員が膨れ上がっています。それでいて、肝心のメニュー開発に時間が割かれていません。

だからいつまでたっても、座席回転率が上がりません。

飲食店は、顧客の回転率で収益性は決まります。

以上のように、最大コストの人件費が無駄遣いされている例は、枚挙にいとまがありません。

 

利益が出ていない会社には、共通点があります。

社員は、意外にちゃんと働いています

しかし、社員の時間は、おどろくほど付加価値が低い作業に費やされているのです。

 

なかなか社長自身は、気付きません。

しょうがないことです。

どんな優秀な社長だって、社員ひとりひとりの、労働時間の配分を正確に把握するのは不可能です。

ですから、自動的に無断な時間を発見する仕組みを導入する必要があります。

タイムシートです。

タイムシートとは、社員に仕事内容ごとの労働時間を報告してもらう集計表です。

『どうせ、嘘の報告しか上がってこない』と思われるかもしれません。

そうです。

社員は、自己保身で適当に内容を変えてきます。

しかし、嘘は簡単に見抜けます。

その嘘からこそ、無断が発見できます。

また、嘘には一定の傾向があるので、そこを割り引けば、実態が見えてきます。

タイムシート等を導入して、社員の活動別の費用を把握してください。

そうすれば無断が見え、会社を利益体質にする道筋が見えてきます。

 

以上の考え方を活動別原価計算といいます。

かのドラッカーも推奨していたマネジメント手法です。

当事務所の顧客でも、活動別原価計算を半信半疑で始めたものの、驚くほどの成果を出した会社は、多々あります。

ぜひ、トライしてみてください。

活動別原価計算は、どんな業種にも適用できます。

やり方がわからなければ、当事務所の無料相談をご気軽にご活用ください。

丁寧にご説明いたします。

利益を増やす経営

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