後継者の教育方法 最重要な事業承継対策です

多くの経営者は、後継者がなかなか育たずに苦労されています。

子どもにバトンタッチしたいが、子どもに経営ができるのか、不安を抱えています。

自分が大変に苦労してきた分だけ、子どもに同じことができるのか、確信を持てないのです。

 

後継者にバトンタッチをしないと、いつまでたっても、仕事をやめられません。

年をとってくると、体が言うことをきかなくなります。

持病も一つや二つは抱えているでしょう。

60歳を超えれば、記憶力も集中力も落ちてきます。

悲しいことですが、事実として、経営も劣化します。

経営が劣化すれば、会社の借入金が膨らみ、ますます、深みにはまっていきます。

 

悪循環ですね。

 

一方、後継者からしても、未経験なことも多いので、自分にできるか不安があります。

事業を引き継ぎつぐことは、会社の借入金の保証人となることを意味します。

事業承継は、とてつもない恐怖感なのです。

 

親も不安ですが、子どもも乗り気でありません。

 

どうしたらよいのでしょうか?

会社をたたもうかとまで悩まれる経営者も少なくありません。

しかし、会社を清算するのはとても勇気のいる決断です。

決断できないうちに、ずるずると時がたってしまいます。

そうこうするうちに、何の準備もないままに、事業承継が発生してしまいます。

 

結局は、子どもを教育して経営者として育てるしかありません。

 

▼後継者教育のやり方

経営者教育では、他社で鍛えてもらうのは、必須のプロセスです。 

最初から自分の会社に入れてしまう経営者もいますがこれはよくありません。 

経営者の心情はわかります。 

「手元でじっくり経営者として育てたい。」 

「自分のもっている経営ノウハウをしっかりと伝えたい。」 

気持ちは理解できますが、いきなり自分の子どもを自分の会社にいれたら成長はしません。 

親のいうことを素直にきくわけがありませんし、ましては、社員が将来の社長に苦言を呈するわけがありません。 

最初から自分の会社に入れたら、使いものにならなくなると考えてください。 

 

それ以外にわたしがおすすめしたい経営者教育の方法は、事業計画の策定です。

事業計画を作らせることによって、生き残るには、なにをするべきかを考えさせることができるからです。

経営のシミュレーションをさせるのです。

 

所詮はシミュレーションと言われるかもしれないが、シミュレーションもできないで実際の経営ができるはずがありません。

ちなみに、最近の航空会社のパイロットは、フライトシミュレーションで教育を受けています。

批判はあるものの、シミュレーションで育てられたパイロットもちゃんと飛行機をとばしています。

 

後継者教育もせずに、突然に事業承継が起こり、いきなり経営を任されたら、後継者は、何をするかわかりません。

悪いシナリオは、たくさん起こっています。

経験のない新規事業に飛びつき、失敗して借金だけが残る。

人や設備にお金を使いすぎて、会社を潰す。

経費を無駄遣いして、会社が赤字に転落する。

社員に嫌われ、重要な人材がやめていく。

旧来の製品やサービスにしがみついて、イノベーションをしようとしない。

親からすれば、ワーストシナリオです。

 

実際にシミュレーションをさせて、考えの誤りを正すのが一番です。

親が生きているうちにシミュレーションをさせて、説き伏せるしかないのです。

経営の知恵を学ばせましょう。

お金より、経営の知恵の方が、貴重な遺産となります。

お金は経営に失敗すればあっという間になくなりますが、身についた知恵はなくなりません。

事業計画策定は、本当によい教育になります。

まず、机上でやらせてみて、失敗を修正する。

とても重要なことです。

戦争準備のときにも軍隊は、さんざんに机上戦争をします。

机上演習で勝てるようにならなければ、実戦でも勝てません。

 

事業計画を策定する具体的な方法がわからなければ、いつでも当事務所へお問い合わせください。

事業承継全般についても、アドバイスいたします。

ご相談は、無料ですし、フォローの営業はしませんので、ご気軽に無料相談をご利用ください。

 

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